設計柔軟性

車体構造の軽量化傾向に伴い、アルミニウム、ポリカーボネート、炭素繊維強化ポリマー(CFRP)、炭素繊維強化熱可塑性樹脂(CFRTP)などの軽量材料と複合材料の異種材を用いた組立が一般的な戦略となりました。しかし、設計のイノベーションで安全性を犠牲にしてはなりません。Sika のエンジニアリングチームは、OEM各社とこの課題に対処するため開発を進めています。

先進的な接着剤

Sikaflex® Ultra High Modulus(UHM)は、1成分形のポリウレタン系弾性接着剤であり、車体構造におけるスポット溶接に代わる革新的な製品です。軽量材料の革新的な使用法を検討しながら、耐衝撃性と安全性に関するあらゆる要件に対応できるようにすることで、新たなレベルの柔軟性を実現します。

用途

  • アルミルーフとスチール車体の接着
  • CFRPトリム部品の接着
  • CFRPとアルミの接着

メリット

  • 無溶剤、シリコン-フリー、PVC-フリー、CO2-フリー
  • コスト削減
  • 車体軽量化
  • 設計自由度の向上
  • 幅広い温度範囲での安定した機械特性
  • 優れた衝突性能 – 衝突試験シミュレーションにてスポット溶接よりも優秀

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