多用途ポリウレタン系接着剤
2成分形ポリウレタン系接着剤であるSikaForce®は、主に組立工程で、プラスチック、金属(塗装・未塗装)、複合材の接着に使用します。通常、ポリオールベースの樹脂とイソシアネートベースの硬化剤で構成され、計量・混合設備をカスタマイズせず使用できます。常温で硬化しますが、高温(Max.100℃)で硬化促進します。
特長
Sikaでは2種類の2成分形接着剤を提供しています。当社のエンジニアが、お客様の用途に適した接着剤を選定をサポートします。
SikaForce®接着剤では、2つの成分を適切に混合するため、計量装置とダイナミック・スタティックミキサーが必要です。当社のシステムエンジニアリングチームが、適切なポンプとミキサーの選定と設置についてアドバイスいたします。
SikaForce® 弾性接着剤
- 弾性率:1~6 MPa
- 引張り強度:1~6 MPa
- 伸び:150~400%
SikaForce® 構造用接着剤
- 弾性率:7~2000 MPa
- 引張り強度:7~30 MPa
- 伸び:10~150%
用途
- テールゲート
- スポイラー
- 構造用部品
- ルーフ、ハングオンパーツ
メリット
- さまざまな被着体に接着 – 下地処理の有無を問わない(プライマー不要)
- 加熱より硬化促進(2分未満のサイクルタイムが可能)
- 室温で硬化
- 環境からの影響に対する優れた劣化耐性