優れた車体用シーラント

SikaBaffle®は車体のキャビティを封止するための3D部品で、熱可塑性樹脂またはエラストマーからなる製品です。SikaBaffle®はさまざまな体積膨張率により、複雑な形状をした車体のキャビティでもOEMでの設計値を満たして封止することができます。非常に厳しい制振・吸音目標の達成も可能です。

硬化後は、電着塗装後の油面でも優れた接着力を発揮します。冷間圧延鋼、亜鉛メッキ鋼(溶融メッキ・電気メッキ)、自動車用グレードのアルミなど、自動車業界で使用されている主な被着体のすべてに使用できます。また、さまざまな経年劣化・暴露試験条件でも優れた接着性を維持します。

用途

成型部品
熱膨張性の高い熱可塑性材料は射出成形で3D形状に設計が可能です。
ほぼ全ての形状のキャビティ (隙間) を封止できます。体積に対するコストメリットに効果があります。

押出成型部品
押出成形部品は、粘着性を有する発泡体です。粘着層と発泡層を持つ押出部品です。成形部品で対応しきれないキャビティに最適です。

産業ロボットによる取り付け、手動での取り付け
SikaBaffle®は車両のキャビティに対し、産業ロボットでも手動でも取り付けることができます。固定具により、たわみやズレを生じさせることなく、組立工程全体で適切な位置に貼り付けできます。

 

メリット

  • 低温工程や焼き付け硬化工程における耐久性が高い
  • 低温から高温まで、さまざまな焼き付け条件に対応
  • 発泡倍率:300~2000%
  • 原料の利点を生かした設計による、高い制振・吸音性
400,000,000 個以上
SikaBaffle®やSikaReinforcer®が毎年自動車業界に供給されています

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音響テストセンター

Sikaの音響テストセンターでは、エンジニアとアプリケーションエキスパートが仮想・物理的テストを実施しており、結果を分析して、各用途に最適な重量対性能比のソリューションを提案しています。